コレクションとして保管しておりました4代目東作の高弟であった東光の中通し3継ハゼ竿です。東光は4代目より竹の目利きは当代一と評された竿師さんです。本竿も節間もほぼ均等の良質な布袋竹で組まれたよい竿です。又12節の節を持つ穂先は強度の強い古竹を証明するテッポウムシの虫穴が穂先先端部より4～5節間にあります。この穴は強度には関係なく、ベテラン好みの希少な材となります。一度使用後にコレクションとしておりましたので、状態もかなり良い竿です。金属の糸巻きは多少クスミと錆がでておりますが、それ以外の本体部に目立つ傷は有りません。穂先部の糸の出し入れもスムーズです。仕様は全長実測3.1ｍ、3継・仕舞寸法111ｃｍ、重量114ｇ、錘負荷1.5～3号程度となります。やや柔らかめの調子となります。付属は竿袋となりますが、銘は入っておりません。名人作の希少な竿ですので、和竿がお好きな方にお勧めの逸品です。出品にあたり蛍光ナイロン2号を巻きましたのでそのまま使用できます。落札後の返品・キャンセルはご容赦願います。発送は宅急便140サイズでの対応予定です。コレクションとしての貯蔵品ですので、今回最後の出品となります。